冠水歴
簡単に冠水状況を推測する手だてがあります。
ただし、総合的な判断によって「冠水車」と呼ばれますので、その中の一つに当てはまるから冠水車、というわけではないのです。
①金属部分のサビ(ブレーキペダル、アクセルペダルなど)
さまざまな金具が車内には取り付けてあります。たとえば床の足元を見てひどいサビを発見した場合は要注意です。※時の経過とともに自然に錆びるという現象もあります。
②シートの裏側のサビ
シートの裏側は、座席のクッションとなる金具、バネが仕込まれています。通常の使用時、けして水が掛からない所にサビが出ていたら要注意です。
③ラジエーターの地層
ラジエーターの表面を確認して、「地層」となった泥汚れがあったら要注意です。水が引いていく時に泥が地層化したのでは、と思われます。
④シートベルトのしみ
シートベルトは泥汚れやサビがついていないか引っ張ってチェックします。
⑤車載工具のサビ
トランクの中の工具をチェックします。ただし、サビがついていても、前の使用者が雨などに濡らした可能性もあり、一概に冠水と判断はできません。